うす塩対応ごときが許せなかった話。
※ただのぐち。というか私も疲れていただけ。
先日某俳優のファンミに行ってきた。
行こうか行くまいか迷っていたが、ギリギリでチケット取得。
迷っている時点でやめておけばよかったと今なら思う。
前日に会社の忘年会もあったため二部に行った。
ステージ上の彼は、ゲストや顔馴染みのMCの方がいるからかリラックスしているようで、和やかでポジティブで笑顔が素敵な彼だった。
最後、本人が握手でお見送りというファンミあるあるの構成。
数日予定が詰まっていて、早く帰りたいと思っていたが、最後列だったので一番最初に帰れると思っていた。
しかし、まさかの最前列からの案内だった。
この時点で、ちょっとしんどいって思っていた。
1時間ほど待ち、いざ自分の順番になって、何かちゃんと「会話」がしたくて順番待ちの間考えていたことを話した。
彼からの返答は「ありがとうございます」のみ。
表情もずっとみていたけれど、あれは疲労が溜まっている顔だった。
なんか涙が溢れた。
「この握手の時間が明らかに彼の負担になっている」と瞬間的に悟ったんだとおもう。
握手やチェキがあったら嬉しいけれど、それが負担になるようならやってくれなくて構わない。
むしろ疲れている中、無理にファンミしてくれなくていい。
だって俳優自身も楽しんでくれないとファンミなんて意味がない。
相乗効果なんて生まれないもの。
個人的にファンミに行くときはもうデートのような気分なの。
美容院に行って、ネイルして、服も新調したり、オシャレに気を使って。
人によってはそのためだけに東京にきていたり、自分にかけるお金や彼に落ちるお金以外にもたくさんお金をかけてる人もいる。
話すときにパニックにならないように頭の中で練習する人もいるでしょう。
そんなとき、一瞬おしゃべりできるその時にかえってきた言葉が「ありがとうございます」のみ。
前回彼のファンミに行ったときのほうがまだ満足感があった。
私が切り出した会話に対して少なくとも、自分の言葉で返答してくれて「会話」をしてくれた。
ロボットみたいに決められた「ありがとうございます」の言葉だけを望んでいるわけではない。
その一瞬だけはそれはもう友人のように話せないかなって淡い期待を持っているものじゃない?
でも気づいたんだよね。
ファンというのは見返りを求めちゃいけないね?
求めていいものはいい演技をすることくらいしかないよね?
それなのにもっとフレンドリーに接して欲しかったとか思うべきではないのかも。
もっとこうして欲しかったなんて思い始めたら終わりだよ。
もっというと私はここまでしてあげたのに、とかは一番やばい。
頭ではわかっていてもふつふつとそういう感情で昨日はいっぱいになった。
他の俳優だって二部や三部のイベントこなしてるのに、体力ないなあ。サービス精神ないなあって。
私自身も接客やってるから初対面の人への接し方下手だなって思っちゃうのかな?
生意気だけど。
会話ってやっぱりキャッチボールが大事なんだよね。一方だけ投げ続けてもだめだし、投げられたほうも返す努力はしなきゃいけない。
疲れてる時に推しにあって元気もらうはずが、もっと疲れて帰宅しました。
自分の気持ちに正直に行動しているつもりだったけど、心のどこかで「席が空いたらかわいそう」って思ってたのかも。
そういうのはもうやめるべきですね。