キミがわたしをダメにする

私たちが犠牲にするのは婚期だけなんだ!

日日の葉よ散るらむについておもったこと。

明日も早いので1時間と決めてかけるとこまで書きたい。

 

本日刀ステ見てきました。久しぶりにステ当たったんですんごく楽しみにしてたんだけど、わたしのすきだった刀ステはどこいったんだってなった。

今回の物語、もちろんすきだったって言う人もいてそれはそれでいいし、でもわたしはつまんないな、ステのすきだった部分がすべて削ぎ落とされてしまったと思ってしまった。そんなネガティブな感情を吐き出しておきますのでお気をつけください。

 

わたしは刀ミュもすきだけど、刀ステもすきです。原作(ゲーム)が同じで舞台としてはまったくの別物なので比べられたりすることもあるし、どっちがいいだのなんだの見てもわたしはそれぞれがすきだった。特にステは人気がある一方で二次創作を舞台化してるなんて言われててもやっぱりそこには考察できる奥行きがあったり、二次創作で一度は読んだことがあるような物語であっても、あっという間に引き込まれるような世界観を作り出せていたなと思う。各々の刀に見せ場を作り、三日月にふくみを持たせ、そこに迫力がある殺陣が加わり本当に見てて飽きなかった。ステの個人個人の殺陣は本当に素人目に見てもみんな違って感動したのを覚えています。

 

だけど今回のはなんだったのか。

タイトルに慈伝とついているところから、日々の慈しむべき本丸が描かれていているのは察するが、だらだらしすぎているように感じた。例えば下記。

  • まんばちゃんとちょぎくん会わせないための奮闘が長い
  • 途中なんのコント始まったんだ(お互い勘違いしているあたり)
  • 出てこない五虎退の探し物(引っ張り過ぎ…)
  • 酒盛りのシーン多過ぎ(んで展開が同じ…)

帰りながら感想を検索してたら一部で舞台版花丸なんて言われてて「あ、そう思ったら気持ちに踏ん切りがつくかも」って思ったんだけど、それにしてもキャラの解釈がお粗末にも感じてしまった。

ステは毎回お笑いシーンがあって、そこはわたしもすき。めっちゃすき。初演の軍議は秀逸だったし、今回のようなオールギャグな舞台やってほしい〜〜なんて正直思ったことはある。でも実際に現実になったら、大げさすぎるやり取りに進まないお話に眠気すら出てきた。びっくりだよ。お笑いにも緩急って必要だと思うんだ。

大包平と長谷部。こういうギャグ担当のいじられキャラっていてくれたほうが和むんだけど今回のはやりすぎ。きっといざとなったらもうちょっと両者とも男前なはず。と個人的には思っています。

と言うか正直、ちょぎくんが出演すると知ってから聚楽第をメインでやると思ったんです。聚楽第はちょぎくん欲しさに久しぶりにがんばったイベントだったので、ちょぎくん手に入るまでのあれこれとか、本家と写しでなんやかんやあってもこのなんやかんやを3時間も見せられるとは思わなかった。

それに今回新しく出陣した刀剣たちも多く、個人的には太郎次郎の殺陣をすごく楽しみにしていたため(ステでは大太刀がいなかったから)幕が上がって、あ、これ動かないセットだ…となんとなく察知したとき、とても残念な気持ちになってしまった。

そんでもってドタバタ本丸コメディのままどんちゃんENDすればいいのに最後に三日月出すのはずるい。。次回作への伏線??次回またシリアスな雰囲気になる予定だから今回ギャグ本丸やってみたぜ☆ってことなの?

なんかなーーー

結局こっちが勝手に期待したことが観れなかっただけで作り手に文句をいうつもりはない。だからアンケも書かないけど、わたしがステですきだった各々の刀の見せ場(アクション)とかまんばちゃんの成長過程とかすきだったセリフとか必ず一箇所は笑いを取りに来てくれるところ、そういう大好きだった部分がぜーーんぶ今回のお話には微塵も感じられませんでした。オールギャグが嫌だったわけではない。心がじわっと豊かになるのを感じられなかった。

 

とか言いながらステ本丸のまんばちゃんが極になった姿みたいから次回もチケット応募するんだろうな。

おやすみなさい。