ヒプステでエンタメを楽しむ気力を取り戻した話。
ご無沙汰です。
2本連続で書きたいって思ったものがまさかヒプステとは自分でもびっくりしてます。
すっかり世の中が変わり、マスク常用が当たり前になり、舞台の中止が相次ぎましたね。自分もいくつか払い戻しを経験し、ヒプステのtruck2が久しぶりの観劇になりました。ところがめっちゃワクワクで浮き足立ってこの日を待ち構えていたわけではなく。いろんなことを自粛しているうちにエンタメへの気力がとても落ち着いてしまって、舞台への支出って思ったよりすごかったな、、このまま茶の間になれるかもしれないと感じる日々を過ごしてました。ヒプステも前日くらいまでも〜〜トレード出しちゃおっかな〜〜なんて思ってました。
「全公演配信してるし」
「暑い中わざわざ行くのもしんどい」(←在宅ワーク半年経った人)
「こんな気力も体力も追いついてない自分なんかよりもっと熱心なファンにみてもらえた方が演者も幸せなんじゃないか」
とかとか。ちょっとこじらせてましたw
なんだろうね、人間って、ないことが「普通」になると順応してしまうのか我に帰るのか。
ただ幕があがった瞬間、きてよかった!!!!ってなったのは言うまでもないです。
そう、忘れていたトキメキを思い出しました。
わたし原作そこまで詳しくないのでテキトーなこといっちゃうかもだけど、鮎川くんメイク取るとめちゃめちゃ好青年なのに声帯も含めてまじ寂雷先生だった。というか身長が高いところも決め手になったのかなと思うほどに、シンジュクが3人揃ったときのバランスが最高オブ最高でした。調べたら188cmだそうで、、舞台の栄えがすごかったです。
ひふみ役のあらやんは配役知ったときさすがにもうちょっと若い方のほうが適役なのでは?!と思っちゃったんだけど、振り付けをお客にあおるときのオーバーな動きはかわいいし崩したスーツ、振りまく笑顔がホストすぎて(なんなら目が合った気さえしたw)めちゃめちゃよくってああああごめんなさいごめんなさいと心の中でひたすら謝りました。
独歩は最後のお辞儀まで独歩だったの最高だったし、彼ってノリ悪いと思っていたんだけど、みんなでお酒飲むシーンはダンスに加わったりしててなんだろう、、舞台を通してキャラを理解できててとても楽しい!(寂雷の酒癖の悪さも初めて知ったw)
シブヤはなんていうかシンジュクやイケブクロ、ヨコハマと比べるとノリがよく楽曲が明るくて振り付けがとっても楽しかった!(気持ちが追いついてきてノリノリで振り付けできたのは最後だけだったけどw)それもあってか前作より話の緩急もついているような気さえし、ストーリーもスッと入ってきました。(乱数くんのキャラわかってないから悪者っぽくなってたけどこれは解釈あってるのよね??)
今回のオリジナルdivアサクサは法被がオシャレでパフォーマンスも太鼓にオタ芸を思い出させるキンブレ二個持ちだったのとてもよかったな〜〜!最初の登場の曲だけじゃなくてずっとエンタメを供給してくれるというか、次何来るんだろうというワクワク感がヒプステにはあるなあと感じています。なんかもう後半は泣きそうだった。
そしていったん思い出してしまったらトキメキを浴び続けたくなってしまうのが舞台オタクの性なんですが、追いチケしようとしたら今日で千秋楽なんですね。過密スケジュールで関係者キャストの皆さまとても大変だったと思いますが、中止になってすぐ振替の日程を押さえ上演してくれて大大大感謝です。
もしわたしと同じような人がいたら、チケ取ったらとにかくモヤモヤ考えず現場に行きましょう!!お風呂めんどくさいなー、入浴後の状態は好きなんだけどっていうのと同じで、行ったらスッキリ行ってよかったなって楽しんで帰ってこれるはず!
わたしはフェイスシールドの袋をリュックにつけて帰ってくるくらいにはとても楽しかったです。(袋に戻すことを想定せずビリビリにしてしまった)
関連:ヒプステtruck1